メガウェブがスープラ漬けに!? スープラ発売記念イベント「Supra is back to Japan Fes」を開催

2019年5月17日、新型スープラが発売された。そのメディア向け発表会が行われたメガウェブでは、5月17日(金)、18日(土)、19日(日)の3日間の日程で、新型スープラ発売記念イベント「Supra is back to Japan Fes」を開催。会場となるメガウェブ  トヨタシティショーケースでは、スープラにまつわるさまざまなコンテンツが用意される。

まずは、新型スープラの発表会の様子をお届けしよう。

●トヨタ GAZOO Racing Companyプレジデントの友山茂樹氏による新型スープラの開発ストーリーや、サプライズ発表があった

新型スープラの発表に際して、トヨタ GAZOO Racing Companyのプレジデントを務める友山茂樹氏が登壇。冒頭、3月から開始した先行予約に対して、3リットルターボモデルが予約多数のため、「これ以上受け付けできない状況となりました。たいへん申し訳ございませんでした」と、受け付けを停止していたことに触れ、続いて「過去形でお詫びしたのには訳があります。スープラを少しでも早く手に入れたい、というお客さまの声に応えるべく、本日より受注を再開できることになりました」と、”発売日にすでに購入できない”ことが回避されたことを発表。購入検討をしている人にはうれしいサプライズとなった。

●RZのマットストームグレーメタリックは、2019年度は24台の限定販売。抽選の結果はニュル24時間耐久レース決勝日に発表される

次に友山氏は壇上に置かれたマットストームグレーメタリックのスープラを指さし、「いかがですか?」と問いかける。そして、「トヨタブランド初のマットカラーを、今回のニュル24時間耐久レース参戦記念として、24台限定販売します」。このカラーは複雑な塗装工程を要することから生産台数が限られる。そこで、6月14日(金)までの約1カ月間、専用ウェブページにて商談予約を受け付け、ニュル24時間耐久レースの決勝が行われる6月22日(土)、23日(日)のレース期間中に24台の当選者が発表されるという。

●70および80スープラを対象にパーツの復刻販売を行うことを発表した

さらに衝撃のサプライズが持ち受けていた。TOYOTA GAZOO Racingが「GRヘリテージパーツ プロジェクト」を立ち上げ、まずは70型と80型のパーツを復刻販売するというのだ。この時点では具体的な部品名などは明かされなかったが、17年前に販売を終了した80型、そしてそれ以前の70型を所有するオーナーにとっては涙ものの発表だったにちがいない。

 


スープラで埋め尽くされたメガウウェブで楽しむ!驚く!?

新型スープラ発売記念イベント「Supra is back to Japan Fes」の会場内では、新型スープラの展示のほか、70・80スープラのオーナーカーなどが展示される。新型スープラは実際に触れられ、コックピットへの乗車も可能だ。

 

●TOYOTA FT1
●GR Supra SUPER GT CONCEPT
●NASCAR参戦車両

また、新型スープラ開発を示唆したコンセプトカー「FT1」やスーパーGT参戦車のコンセプトカー「GR Supra SUPER GT CONCEPT」などのほか、スープラのNASCAR、80スープラのレースカーなど、スープラの今昔を間近で見られる。

●歴代スープラの展示車両のなかに友山氏が所有する80スープラも。かなりのチューニングが施される本気仕様だ

 

●メガウェブ内の試乗コースで実際にスープラのステアリングが握れる

それだけでなく、屋外試乗コースで実際に新型スープラに試乗もできるのだ。さらにドリフトマシン「D1 GR Supra」のドリフト同乗試乗も行われる! 18日、19日とも新型スープラは各3回の試乗枠が設けられており、「D1 GR Supra」のドリフト同乗試乗は各日1回のみの実施。会場内で抽選が行われるので、試乗が希望なら早めに出向くべし。

 

●試乗車はRZ、SZ-R、SZのフルラインアップ(写真はSZ)

編集部・大庭の新型スープラ国内最速プチ試乗インプレッション!

新型スープラに試乗できるまたとない機会。編集部・大庭がRZ、SZ-R、SZのフルラインアップを試乗コースで一足お先にプチ試乗した。ちなみに試乗コースの最高速度は40km/hまでで、1走行2周とごくさわり程度のものだ。

●短いコースだが3台を一気に乗り比べた(写真はRZ)

「最上級グレードRZは、道路をしっかり掴んだまま流れるように走る印象。曲がりたいと思ったところに曲がっていくし、加速もスムーズかつ力強い印象だった。石畳のような道でも揺れはほとんど感じなく、突き上げも少ない。非常に乗り心地がよく、高速道路などつなぎ目がある道でも快適に乗れそうだった。
SZ-RとSZは、RZに比べれば当たり前だがパワーが少し落ちる印象。全体的にクルマの動きが重たく感じるが、それはRZに比べたらのはなし。スポーティで加速もカーブも申し分ないと思った。乗り味も多少マイルドになるが、こちらも気にならない程度。

内装はRZがひとつ上。アルカンターラ×本革巻きのステアリングは質感も高いしスポーティ。ドアトリムなどにレッドのアクセントは、走ことへのワクワク感が感じられた。一方、SZ-RとSZはアクセントカラーがなくなり一気にシックな印象に。SZはオーナメントパネルもカーボンからダークシルバー塗装となりシンプルになる。シートポジションが手動なのもSZだけだ。

女性目線で見ると、新型スープラはサイドシルが高く乗り込みはしにくいが、スポーツカーなのでむしろ◎。シートの調整幅が意外とあり、身長158cmの大庭がドライビングポジションを合わせると、ヘッドレストが天井スレスレ、ダブルバブルルーフじゃなかったら当たっていたかも。

総じて質感は高いし、乗り心地のよさは助手席でも好評を得ると思う。また、メーターはスポーツカーらしいデザインでエンジンをかけるのが楽しくなる。

気になったのがシフトのデザイン。BMWの色が濃く、走りは直感的で楽しいのに、シフト操作はまったく直感的じゃないのが残念。」

●SZ-R

 


このほかのコンテンツは以下のとおり。

●1996 TOYOTA A80 Supra ワイルド・スピードモデル(レプリカ)
●スープラ復活記念として、「ワイスピ 名場面爆音上映会」を開催

GRスープラ×ワイルド・スピード

スピード感あふれるワイルドスピードの世界を大音量で体感できる会場限定のオリジナルムービーが上映される。さらに、特典付きBlu-rayボックスも会場で数量限定販売。映画に登場したオレンジ色のスープラも展示されている。

 

●グランツーリスモの「GR Supra GTCUP」エキシビジョンレースが行われ、eモータースポーツを体感できる

e-Motorsports

eモータースポーツで話題のグランツーリスモ「 GRスープラ GTカップ」が体験できる。8台の筐体が用意され実況付きでスープラのワンメイクレース体験できる。各回先着8人で各日複数回行われる(参加条件は身長135cm以上となっている)。

 

D1マシン「GR Supra MONSTER Edition」を展示。試乗コースで同乗試乗も実施

D1

D1グランプリに出場している「GR Supra MONSTER Edition」が展示されている。齋藤太吾選手のドリフト走行を抽選で同乗体験できる。当日会場にて抽選会を実施する。

 

●トミカから8月の新車として発売予定のスープラ。こちらは初回限定特別仕様
●通常版はレッドのボディカラー。スポーティな造形をしっかり再現。サスペンション機構付きだ
●トミカタウンには、トヨタ車がずらりとパレードする

TOMICA GARAGE

会場ではトミカに新登場のスープラを展示。レッドのボディは通常販売品で、グレーのボディは初回限定仕様車。スポーティなフォルムをうまく再現している。価格は486円だが、会場では見るだけ。発売が楽しみ。ほかにトヨタ車をメインとしたトミカがズラッと並んで走行しているようなトミカタウンの町並みを展示するほか、トミカで遊べるコーナーもある。

 

●タミヤブースでは、開発中の1/10RC「スープラ」ボディを展示。TRF(タミヤ レーシングファクトリー)の前住諭氏によると、フロントまわりの空力デバイスの効果で、回頭性のいい空力特性とのこと
●リヤまわりのボリューム感もたっぷり。実車のイメージをうまくポリカーボネートボディに落とし込んでいる。

タミヤフェスティバル

1/10電動RCカーに「Supra」が登場する。会場には、いち早く新型スープラのボディをまとうRCカーを展示。さらに世界で初めての新型スープラ体験走行も実施する! 「トヨタガズーレーシングWRT/ヤリスWRC」や「トヨタ86」の体験走行もできる。このほかミニ四駆体験工作も有料で実施しているからホビーに興味がある人も楽しめる。

 

●メイクアップが開発中の新型スープラのディスプレイモデル。とても1/43スケールとは思えないほど精巧な作り
●実車同様に8色のボディカラーを用意。2色のインテリアとの組み合わせを選んでオーダーするそう

メイクアップ

2019年夏に受注開始を目指して開発中の1/43スケール「GR スープラモデルカー」を参考出展している。数日前に完成したばかりという8色の試作品が並ぶ。部品点数は百数十点(!)という超精密なディティールは実車さながら。しかも、マットストームグレーメタリックも質感たっぷりに再現。8色のボディカラーと2色の内装色から好みの組み合わせを選んでディーラーで予約する。実車のような購入方法もユニーク。

 

●JBLプレミアムサウンドはRZとSZ-Rに標準装備される

JBL

スープラのオーディオシステム「JBLプレミアムサウンド」を手がけるJBLのブースもある。12スピーカー、クラスDアンプ、JBLサラウンドサウンドの織り成す心地よいサウンドがRZとSZ-Rに標準装備されている。ブースではBluetooth製品から数百万円のオーディオまで幅広いラインアップの視聴もできる。

 

●MAX ORIDO×HKS A90 Supra RZ
●HKSは吸排気系や差しペンションなど、新型スープラのチューニングパーツを展示

HKS

現在開発中のGRスープラ用パーツ装着車を展示。ほかに織戸 学選手が所有するスープラにHKSのパーツを装着した展示車もある。新旧のチューンドスープラでカスタマイズの妄想も膨らむ!?

 

●アダプティブバリアブルサスペンションシステムの構成要素、減衰力調整用油圧バルブを搭載するモンローのショックアブソーバー

DRiV

新型スープラのRZとSZ-RはAVS(アダプティブバリアブルサスペンションシステム)で、これ採用されるモンローのショックアブソーバーを展示。減衰力調整用油圧バルブはオーリンズ製。なかなか興味深い仕組みをカットモデルで見られる。

このほか、SNS「みんカラ」のブースもあり、フロア全体でスープラ復活を盛り上げている。


[Supra is back to Japan Fes 開催概要]

■日時
・5月17日(金)15:00~ 一般公開スタート
・5月18日(土)11:00~21:00
・5月19日(日)11:00~19:00

※一部車両は、5月21日(火)~26日(日)にも展示予定

■場所
MEGA WEB(メガウェブ)トヨタシティショウケース 1階(東京都江東区青海1丁目3-12)

■入場料
無料

 

イベントスケジュールなど詳しくはこちら

 

<写真と文=編集部>

 

待ちに待った「SUPRA(スープラ)」発売。マットグレーなRZは今年度は24台。商談予約受付も開始