これで「MAZDA&数字」化が完了! デミオがマツダ2へ車名変更。内外装・走りの質感、静粛性を大幅向上させる改良を実施

●マツダ2 プロアクティブSパッケージ

マツダは2019年7月18日、コンパクトクラスの5ドアハッチバックモデル「デミオ」の車名を「MAZDA2(マツダ2)」に変更するとともに内外装のデザイン変更や新機能を取り入れるなどマイナーチェンジを実施、同日より全国のマツダ販売店で予約受注を開始した。発売は2019年9月12日を予定している。価格は154万4400円〜261万9000円。

マツダ2は「日常を豊かにする上質なパーソナルカー」をコンセプトに、ふだんの生活の中でユーザーが感じる”質感”にこだわったマツダブランドの入り口を担うモデルだ。

2019年5月のマツダ3発売後、7月4日にはアテンザがマツダ6に改名、今回のデミオがマツダ2に車名を変更したことによって、国内でも海外同様に「マツダ」の後ろに数字が入る名称への統一が完了したことになる。マツダが海外と車名を統一させたかったのは、ひと言で言えば「マツダというブランドで選ばれ続けたい」との思いから。第6世代商品群として2012年のアクセラ登場以降に「人間中心」や「魂動デザイン」といった”マツダらしさ”を追究するクルマを展開してきた。第7世代へスイッチしたアクセラ改めマツダ3との歩調を合わせるべく、グローバルでの車名統一を加速させた結果が一連の車名変更というわけだ。ちなみに既報のとおり、ロードスターに関しては海外名のMX-5とはならずに、そのまま国内向けに”ロードスター”のぺットネームを継続する。

今回、車名変更に合わせて、デザインやクラフトマンシップといった”見て触れて感じる質感”や、操縦安定性、乗り心地、静粛性といった”乗って、運転して感じる質感”にもこだわったアップデートを実施している。

具体的な改良内容に入る前にもうひとつのトピックがある。今回「プロアクティブ」グレードに新たに「プロアクティブSパッケージ」が追加された。これはより上級なファブリックシートを採用し、本革シートはいらないがLパッケージ並みの装備がほしいという人に向く仕様となっている。

●XD プロアクティブSパッケージ

より上質指向に

エクステリアデザインは、見る人の心を動かすエレガントさを目指し、余計な要素をそぎ落とし、研ぎ澄ますことでシンプルかつ豊かさのある彫りの深い造形へと昇華させている。具体的にはヘッドライトを横長デザインに変更するとともに、グリル形状を含むバンパーデザインを刷新。フォグランプを廃した最新のマツダ顔に仕立てた。リヤまわりでは、リヤコンビランプとバンパーのデザインを変更し、落ち着きのあるワイド感を演出する。このほか、Lパッケージには新たに、高輝度塗装で質感を高めた16インチアルミホイールを装着(プロアクティブ、15MBにオプション設定)した。

 

インテリアでは、いつまでも乗っていたくなる心地いい空間を目指し、上質さと遊び心を両立したインテリアデザインとカラーコーディネーションを展開。新たにブルーグレーとブラウンの趣の異なる2種類のインテリアカラーを設定した。

●XD Lパッケージのインパネ
●XD Lパッケージのシート(ブルーグレー系)
●XD プロアクティブSパッケージのインパネ
●XD プロアクティブSパッケージのシート(ブルーグレー系)
●XD プロアクティブのシート(ブラウン系)

このほか、Lパッケージに「運転席6ウェイパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能(シート位置/アクティブドライビングディスプレイ)」を標準装備(プロアクティブにオプション設定)したほか、自動防眩ルームミラーをプロアクティブ以上に標準装備とした。さらにマツダコネクトはApple CarPlayとAndroid Autoに対応するなど快適性や利便性を向上させている。

 

最新技術を惜しみなく投入

さらなる走りの上質感向上のため、滑らかなクルマの動きと乗り心地を実現する新サスペンションシステムを採用したほか、クルマとの一体感を高め、運転のしやすさを実現する頭がぶれにくい新構造のフロントシートを搭載。さらに高速走行時の車両の挙動をより安定させるため「Gベクタリングコントロールプラス(GVCプラス)」を採用するなど、新世代商品で採用する車両構造技術「スカイアクティブビークルアーキテクチャー」の考え方を取り入れた。

静粛性を高めるための対策は実に細かく、トップシーリングのウレタン層の厚みをアップして吸音性能を向上させたほか、ルーフとリヤゲートの隙間にはシールラバーを追加して風の音や共鳴を抑制、Bピラーの根元まわりの隙間を減らし遮音性を向上、リヤホイールハウス内にマッドガードを新設するとともに、室内側にも制振材を追加して吸音・遮音性能を向上などを施している。さらにはタイヤの縦ばね特性も最適化。振動の吸収性を高めている。

また、環境性能向上のため、i-ELOOP(減速エネルギー回収システム)をディーゼルエンジンに加えてガソリンエンジンにもメーカーオプションとして展開。装着により実用燃費の改善が期待できる。

 

ACCがようやく全車速追従に

先進安全性能も進化した。マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)がついに全車速追従機能付きとなった。これはAT車のみの設定で、停車時の保持機能はない。さらに車線逸脱を抑制するレーンキープアシストシステム(LAS)も設定した。これらはXD Lパッケージに標準装備され、15S、15MB以外にセットオプションとして装着可能だ。

ほかにアダプティブLEDヘッドライト(ALH)も進化。LEDユニットを20分割化して個別に点灯・消灯させることで夜間の視認性を向上させる。これをLパッケージに標準装備とし、15S、15MB以外にセットオプションとして設定した。

 

●モータースポーツベース車として「15MB」も引き続き設定される

 


[バリエーション&価格]

〈FF・1.5Lディーゼルターボ〉
XD Lパッケージ:6速MT、6速ATとも241万3800円
XD プロアクティブSパッケージ:6速MT、6速ATとも211万6800円
XD プロアクティブ:6速MT、6速ATとも195万4800円

〈FF・1.5Lガソリン〉
15S Lパッケージ:6速MT、6速ATとも205万2000円
15S プロアクティブSパッケージ:6速MT、6速ATとも186万8400円
15S プロアクティブ:6速MT、6速ATとも166万3200円
15MB:6速MT…162万0000円
15S:6速MT、6速ATとも154万4400円

 

〈4WD・1.5Lディーゼルターボ・6速AT〉
XD Lパッケージ:261万9000円
XD プロアクティブSパッケージ:232万2000円
XD プロアクティブ:216万0000円

〈4WD・1.5Lガソリン・6速AT〉
15S Lパッケージ:225万7200円
15S プロアクティブSパッケージ:207万3600円
15S プロアクティブ:186万8400円
15S:174万9600円

 

*製品仕様・価格(税込み)などは発表時のもの


マツダ

https://www.mazda.co.jp