2018/09/02 コラム

平成 最初で最後?の スポーツカー

平成30年も早9月。来年5月に新年号の発表を控え、またひとつ、激動の時代が終わろうとしています。昭和の時代を懐かしむように、平成もまた、そう思われるときがくるのでしょうね。もちろんクルマも例外ではなく、特に始まりからインパクトがありました。
●初代スバル レガシィもこの年の1月に誕生
1989年の1月8日から始まった平成。この年は、のちに国産車の “ビンテージイヤー” と呼ばれるほど、数多くの名車が登場しました。初代トヨタ セルシオ(レクサスLS400)のあまりの静かさに、欧州の巨人も驚いたという逸話もあるほど。
●巻頭カラー29ページの大特集
なかでもスポーツカー。本誌1989年3月20日号では「国産スポーツカー・ビッグ3★衝撃プレビュー!」と題し、シカゴ・オートショーを現地取材。そこでは日産フェアレディZ(Z32)をはじめ、ホンダ ミッドシップ・スポーツNS-X(初代NSX)、マツダ MX-5(NAロードスター)が登場。
●901運動まっただなか
Z32の国内登場は7月。3LのVG30DETTは、当時の量産国産車最高の280馬力/39.6kgmを発揮(これが280馬力規制の第1号車)。そして翌8月には、R32スカイラインで「GT-R」が16年ぶりに復活。このほか、平成元年以降も、バブル崩壊前に企画されていたモデルが続々と登場しました。いずれもコストをかけられた、この時代でなければ登場しなかったかもしれないスポーツカーたち。貴方の記憶に残るのはどれでしょう? (編集部)
●「だれもが、しあわせになる。」(ユーノス ロードスター・1989年)※画像はMX-5 ミアータ

●スポーツカーは赤なのです。アンフィニ RX-7(FD3S・91年)、トヨタ スープラ(A80・93年)、ホンダ NSX(NA1・90年)、三菱GTO(Z16・90年)

●ABCの順で。マツダ オートザム AZ-1(92年)、ホンダ ビート(91年)、スズキ カプチーノ(91年)

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