[TAS2019]日産ブース_その1、ジュークに無限軌道をパーソナライゼーション!?

日産ブースの手前中央に、何やらとんでもないいでたちのジュークが展示されていた。その名も「JUKE Personalization Adventure Concept」。

 

道なき道を進めるタフさをアピール

ジュークはクロスオーバーSUVとして街乗りのイメージが強い。とはいえ、優れた四駆システムを搭載し、見た目以上に高い走破性を持っているモデルでもある。近年、災害が各地であり、道路が寸断するなど交通にも支障が出た。そこで、”どこにでも行けるジュークがあってもいいよね”というのが今回のコンセプトカー制作のきっかけ。そこから方向性を広げ、道なき道をどんどん分け入るなどアドベンチャーを楽しむユーザーもいるハズ、ということで大胆にもクローラー(無限軌道)を装着してしまった。

●JUKE Personalization Adventure Concept

この車両に装着されるクローラーは「American Track Truck」製で、一度アメリカへ送り架装したそうだ。単にクローラーを装着しただけではさみしい……、ということで、ジュークが展開してきたカスタマイズプログラム”パーソナライゼーション”を組み合わせ、遊び心のある車両に仕立てたという。

さらに、ボリュームのあるジュークのデザインを生かしながら、クローラーを囲うオーバーフェンダーを装着。これは見た目だけでなく、例えば雪上を走行する際にクローラーが巻き上げる雪煙を遮断し、視界を確保する目的もある機能パーツだ。ちなみにおにぎり型のクローラーを収めるため、ホイールアーチ下部は斜めにカットされている。

●おにぎり型のクローラーを装着するため、ボディの一部をカットしている

このほか、クローラーサイドのカバー部のデザインは、ルーフキャリヤに積まれた燃料携行缶のプレスのデザインを取り入れたり、ヘッドライトガードを装着するなど、タフさと遊び心のエッセンスがふんだんに取り入れられている。

●ルーフに積まれる燃料携行缶のプレスラインを、クローラーサイドカバーに取り入れている
●ワイルド感たっぷりのサイドビュー。グラフィックは光りを反射するリフレクター。芸が細かい
●キャリヤはドローン収納スペース。”アクティブにいろいろ使えそう”とイメージも広がる

さすがにここまでのカスタマイズされた車両の市販化は難しい。今回来場者の反応を集め、ほかのSUVモデルも含めて、”パーソナライゼーション”として新しく展開できる方向を探っていくという。ジュークのクローラー仕様、まずは子供の心をガッチリつかんだようだ。

 

 

<文=編集部・兒嶋 写真=佐藤正巳、編集部>


日産

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