2018/01/14 イベント

[TAS2018]ダイハツの「SPORT」は往年のホットハッチをイメージ

ダイハツブースでは「SPORT」、「PREMIUM」、「ACTIVE」の3つのカテゴリーに分け、それぞれ3台ずつのコンセプトモデルを展示。ブース中央には赤と黒でのボディカラーを身にまとう3台のコンセプトモデルが展示されていた。それを率いるかのように人々に注目されていたのは「シャレード デトマソ ターボ」。
1980年代、安価で使い勝手のいいハッチバックボディにチューニングが施され、ピリリと辛口な走りが味わえるコンパクトハッチバックモデル、いわゆる”ホットハッチ”が数多く登場した。そんなホットハッチブームのなかで1983年にデビューした2代目シャレード。翌84年、ターボモデルに追加されたのがイタリアのデ・トマソが監修した「デトマソ」だ。コンパクトカーだけでなく軽自動車にも同様にホットハッチモデルが存在。それが「ミラ TR-XX」。ダイハツは、小さなクルマにスポーツの”魂”を込め、多くの人の心をとりこにしていた。これらの往年のホットハッチモデルが目指した精悍さと上質感をオマージュしたコンセプトカーとして、「THOR SPORZA Ver.」「Mira e:S SPORZA Ver.」そして「BOON SPORTO Package」が製作された。3モデルに共通するのは、赤×黒のボディカラーにゴールドのアルミホイールを装着。見ればそれが「デトマソ」とイメージがリンクする。それぞれに個性際立つスポーティなテイストを盛り込んでいる。


Mira e:S SPORZA Ver.

ミラ イース スポルザバージョン
精悍な顔つきにエッジの効いたシルエットを持つミライース。前後バンパーとサイドスカート、スポイラーを装着したエアロスタイル、そしてボディサイドに貼られた「DAIHATSU SPORZA」のデトマソ風のデカールで、グッとスポーティなたたずまいに変化している。



THOR SPORZA Ver.

トール スポルザバージョン
トールカスタムをベースに前後のアンダースポイラーとサイドスポイラー、リヤルーフスポイラーを装着。こちらもデトマソのイメージをうまくアレンジして、使い勝手のいい背高系ワゴンボディにスポーティ感を演出している。特にフロントリップスポイラーは今どきエアロで精悍な印象を与える。
 

BOON SPORTO Package

ブーン スポルト パッケージ
写真を見てピンときた人もいるだろう。そう、これは昨年も同様のコンセプトで出展されていた「BOON SPORZA」が大好評だったため、イメージをそのままにダイハツビジネスサポートセンター(DBC)により、2018年1月12日に発売を開始したディーラーオプションパーツ装着車だ。フロントとリヤのロアスカート一体型バンパーガーニッシュや、サドアアンダーガーニッシュ、サイドデカールなどをセットにして「DBCオリジナルアクセサリー(エクステリア)」として販売。このほかゴールドのほかブロンズ、シルバーの3色のアルミホイール「DBCセレクトアルミホイールセット」、内装にSPORTO専用本革風シートカバーを用意している。価格はいずれもオープン。
詳しくは「ブーン スポルト パッケージ」のスペシャルサイトにて    

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