ドアミラーが消えた! レクサスのエレガントなサルーン、ES登場

●新型ESと澤プレジデント(手前)、榊原チーフエンジニア(奥)

 

ボディサイドから鏡がなくなった!

レクサスは2018年10月24日、ミドルサイズサルーンのESを発表。同日に発売した。価格は580万円から。

●ES300h バージョンL
●ES300h バージョンL

ESは1989年にLSとともに誕生した、レクサス最初のラインアップ車種。北米をはじめ世界中で販売されてきた基幹モデルで、7代目にあたる今回から初めて日本でも販売を開始する。

このES、注目はなんといっても量産車として世界初採用のデジタルアウターミラーだ。これは従来のドアミラーに代わるもので、後方を写すカメラの映像で今までのミラーの視界を確保する。

●デジタルアウターミラーはバージョンLにオプション設定。価格は21万6000円

形状はドアミラーを極端に薄っぺらくしたイメージ。後方を写す小型カメラはこの先端に設置されるが、雨滴が付着しにくい形状や、カメラまわりに内蔵されたヒーターユニットにより、悪天候時の視界を確保している。車内では左右のAピラー根元にモニターを配置。左右それぞれのカメラの映像を映す。右左折時や後退時には画角が自動で拡大する機能も備え、死角を大幅に減らしている。

●室内のモニター。夜間には減光し見やすくなる

このデジタルアウターミラーのメリットは、いくつかある。まずカメラの形状は細長くスリムなデザインになったことにより、風切り音の軽減につながっている。そして、通常のミラーよりも形状が薄くコンパクトなので、斜め前方の見通しも向上させている。今まで見ずらかったシチュエーションでも、クリアな視界を確保するのもメリットだ。内蔵ヒーターや照度センサーなどを備えるため、雨天時、後続車のヘッドライトがまぶしい時、夜間時、このいずれの場合も従来のミラーより視界は向上している。

 

これぞレクサスのエレガンス・サルーン

7代目ESは、プラットフォームからすべてを一新した。フラッグシップモデルのLSにも通ずる、クーペライクで流麗なエクステリアデザインが実現できたのは、GA-Kと呼ばれる最新の低重心プラットフォームの恩恵だ。ワイド&ローを強調したフォルム、限りなく後方に配されたAピラーと傾斜を強めたCピラー。これらによりクーペのような流麗なシルエットを実現しながら、広い室内空間も実現した。

●こちらはFスポーツ。グリル内の格子形状やホイールなど、スポーティになる

インテリアの広さは、初代から一貫してFFレイアウトを採用する歴代ESの強み。新型ESは、身長180cmのドライバーが最適なドライビングポジションをとっても、その後ろのリヤシートでは足が組めるほどの空間を実現している。インテリアのモダンでラグジーな雰囲気はレクサスならでは。昨今のモデルで採用されている日本の匠の技術は、「刃取(はどり)」と呼ばれる、日本刀の化粧研ぎ工程の技術を使った新しいオーナメントパネルに生かされている。

●ES300h バージョンL
●ES300h Fスポーツ
●刃取のオーナメントパネルは、Fスポーツに設定
●ES300h バージョンL
●ES300h バージョンL
●ES300h バージョンL
●ES300h バージョンL
●ES300h バージョンL

先進安全装備にも抜かりなしだ。フラッグシップのLSにも採用される予防安全パッケージ「レクサス セーフティ システム +」を全グレードで標準装備し、快適なドライブをサポートしてくれる。

グレードは3タイプの展開。全車2.5LハイブリッドのFFで、ベーシックなグレードに、スポーティなFスポーツ、ラグジュアリーなバージョンLをラインアップする。

●ES300h バージョンL
●ES300h バージョンL。サイズは235/45R18
●ES300h Fスポーツ。サイズは235/40R19
●2.5L直4+モーターのハイブリッドユニット。WLTCモード燃費は20.6km/L

すでに月間販売目標の6倍を超える、2200台を受注しているという新型ES。その名のとおり、エレガンスさを備えた新たなサルーンの登場で、プレミアムサルーン市場にまた魅力的な選択肢が増えた。

(写真:岡 拓 photo by Hiroshi Oka)


モデルラインアップ
■2.5Lハイブリッド(2.5L直4+モーター)
ES300h バージョンL     698万円
ES300h Fスポーツ      629万円
ES300h           580万円


■ES300h バージョンL(FF・8速CVT) 主要諸元 【寸法㎜・重量㎏】 全長×全幅×全高:4975×1865×1445 ホイールベース:2870 車両重量:1730 乗車定員:5人 【エンジン・性能】型式:A25A-FXS 種類:直4DOHC 総排気量:2487cc ボア×ストローク:87.5mm×103.4mm 最高出力:131kW(178ps)/5700rpm 最大トルク:221Nm(22.5kgm)/3600~5200rpm 使用燃料・タンク容量:レギュラー・50L WLTCモード燃費:20.6km/L 最小回転半径:5.9m 【モーター】種類:交流同期電動機 最高出力:88kW(120ps) 最大トルク:202Nm(20.6kgm) バッテリー:ニッケル水素電池 【諸装置】サスペンション:前ストラット/後ダブルウイッシュボーン ブレーキ:前Vディスク/後ディスク タイヤ:前後235/45R18 【価格】698万円


詳しくはコチラ↓

レクサス オフィシャルサイト

 

<世界初>レクサスのサイドミラーがカメラに置き換わった! 10月下旬発売のESに搭載