新型マツダ3、実車見聞。まさかの“完全キャラ分け”でハッチバックとセダンが同時デビュー!

●プレゼンでは、マツダデザインのトップである前田育男氏が2つのビジョンモデルを引き合いに出しながら深化する魂動デザインを説明

LAオートショーの前夜祭として、報道陣に公開した新型マツダ3。
その実車は……いやはやかっこいい!

●ハッチバックを横から見ると、ますますキャビンが小さくなり、ますますボンネットが長くなったように見える。プロポーションは、さらにFR風へと歩みを進めた雰囲気

●じつは、ハッチバックと共通のパネルは……まさかのボンネットだけのよう。ルーフラインも違うのだ。こんなに差別化してコストは大丈夫?(パネルなんかどうにでもなります、それよりも大事なのは、いかにアウターパネル以外の中身を共通化するかなんです、とはマツダ関係者談)

 

まずハッチバックだが、RXビジョンのエモーショナルさを受け継いだ、これまた大胆スポーティな出で立ち。一方でセダンは、ビジョン クーペのエレガンスさを取り込んだ凜とした姿。そう、新型マツダ3は、RXビジョンとビジョン クーペの“ゴールデン・ビジョン・コンビ”をひとつの車名&2つのボディタイプで表現。魂動デザイン第二章を落とし込んだ最初のクルマなのだ。

 

ちなみに新型マツダ3のかっこよさは、なかなか写真では伝わらないのだが、とくに注目したいのはボディサイドの滑らかさ。際立ったキャラクターラインを用いず、光の映り込みの変化によってさまざまに表情を変えるのだ。ぜひこちらは動画を確認いただきたい。まさに、あのビジョン・コンビのボディサイドの美しさを量産車で表現している。いやはやびっくりである。

気になるパワートレーンは、
①スカイアクティブG(ガソリン)→1.5、2、2.5Lの3種類
②スカイアクティブD(ディーゼル)→1.8Lのみ(2.2Lディーゼルがない)
③スカイアクティブX(圧縮着火ガソリン)→2L
以上、合計5種類である。

ちなみに③のスカイアクティブXは、かねてからの情報どおり小型で高効率なハイブリッドシステム「Mハイブリッド」が燃費性能の向上をサポートし、より高いレベルで走る歓びとリアルワールドでの環境性能を両立しているという。

ちなみに安全性能の面でも気になる項目が。新開発のドライバーモニタリングを設定するというのだ。まぶたの開き具合やまばたきの頻度、口や顔の向きなどから「居眠り」を検知し、警告や自動ブレーキとの協調制御などを行う。また、新開発の前側方接近車両検知(FCTA)を設定。新採用のフロントサイドレーダーを活用し、前進時に側方から接近してくる車両を検知してドライバーに警告。見通しの悪いT字路への進入などで起こりやすい衝突事故の回避をサポートしてくれる。さらに、渋滞時でも使える全車速追従クルーズコントロールは、新開発とのこと。CX-5やアテンザとも違うのだろうか?

 

また気になっていたリヤサスペンションだが、かねてからの情報どおり、マルチリンクから新開発のトーションビーム式へ変更。球面形のブッシュ内部構造の採用、サスペンションジオメトリーの新設計などにより、遅れのない素早い伝達とリニアな動きを実現しているという。

●リヤサスをのぞいてみたが、確かにトーションビーム式だった。荷室ものぞいてみたが、ちょっと狭くなっている気もする

●ちなみに……こんな色も設定。ハッチバック専用の新開発「ポリメタルグレーメタリック」だ。金属の硬質感と樹脂特有の滑らかな艶感を融合させ、まったく新しい質感を表現しているという

●インテリアは、おしゃれなレッド内装でコーディネートされていた

 

<文=本誌・柿崎 写真=編集部>


■マツダ3(北米仕様車)<>はセダン 主要諸元【寸法mm】全長×全幅×全高:4459×1797×1440<4662×1797×1445> ホイールベース:2725 乗車定員:5人 【トランスミッション】6速AT/6速MT 【諸装置】サスペンション:前ストラット/後トーションビーム ブレーキ:前Vディスク/後ディスク タイヤ:前後215/45R18<205/60R16>


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