<LA現地速報>お顔もお尻もデザイン変更! 4代目プリウスがマイナーチェンジ<動画あり>

現地時間11月28日、ロサンゼルスオートショーにて大々的に発表されたマイナーチェンジ版プリウス。
事前の情報では、「大胆に変えてくる」というウワサもあったが、いい意味でも悪い意味でも我々取材陣の期待を裏切った。

 

 

賛否両論あった前期型の反省をから?

3代目までのプリウスは、いわゆるファミリーフェイス。シンプルな造形が特徴だった。
だが、現行型の4代目では、ご存知のように大胆なイメージチェンジを実施。
基本的なプロポーションは踏襲するも、攻撃的にも見えるフロントフェイスや大胆なリヤコンビランプなど、細部はかなり刺々しい印象だった。
しかしこのデザインには賛否両論あったという。
(もちろん、トヨタはそういった市場の反応をわかっていてあえて断行していた)

そして今回公開された改良版プリウスのデザインのテーマは、「クリーン&センシャル」。
好き嫌いの分かれるデザインから、「もっと多くの人に好きになってもらえるように」と開発主査を務めた金子將一氏は語っている。

フロントまわりでは、ボンネットとフェンダーを残してすべて変更。
上下で繋がっていたライト類は分割され、よりフツーな配置に。
合わせてバンパーデザインも変更されている。

 

そんなフロント意匠に合わせて、リヤまわりも変更。
下部まで伸びていたリヤコンビランプは、プリウスPHVのようにまわり込むようなデザインとし、併せて平板だったバンパー類に膨らみを持たせている。
これはアメリカの衝突法規に対応するため。いわば安全のための変更でもある。

正直に言って20代中盤の筆者としては、「ちょっとつまらなくなったのでは?」という印象もある。
(C-HRの攻めたデザインに見慣れてしまったせいかもしれないが)
「4代目を出したときもチャレンジでしたが、今回のデザイン変更も”大きく変える”という意味でチャレンジングなことでした」とは開発主査。
変更箇所は確かに多いが、全体の印象を変えるまでは……ヘッドライトの印象が強すぎるせい?

 

あの白内装も廃止……黒基調に統一

ちなみに今回の改良は外装のみならず。
パールが入った例のホワイト加飾はすべて廃止。ブラックに統一されている。
こちらも黒内装を好むアメリカ市場を考慮しての変更だ。
また、メカ面ではアメリカ市場に4WD投入がアナウンスされたが、これは基本的に日本仕様の4WDとほぼ同様のこと。
そのほか、パワートレーンなどのブラッシュアップは発表されていない。

北米では2019年の1月から発売予定。
日本での発売はまだ未定だが、そう遠くない時期にアナウンスがあるはずである。

<文=大庭柊子 写真=編集部>

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