ダカール・ラリー2019開幕! トヨタ ハイラックスが初日トップ

©️Redbull ●過去ダカールで2回勝っているアルアッティーヤが初日トップタイム。早速ハイラックスの速さを見せてくれた

5600km、10日間の冒険が始まった

毎年恒例、耐久ラリーの最高峰「ダカール・ラリー」が2019年も開幕した。今年も日本から、TLC(トヨタ車体チームランドクルーザー)のランドクルーザー200が市販車部門へ、日野チームスガワラから日野レンジャーがトラック部門へ参戦している。

今年はまずステージが特徴的。南米のペルーを舞台にした、10日間の短期決戦。1月7日に競技が始まり、ゴールは1月16日まで総走行距離5600kmで争われる。そして、ステージの70%は砂丘という今までにない設定となった。なお、1国開催はダカール史上初めてだ。

四輪部門はプロトタイプクラスと、市販車クラスに分かれる。総合優勝を獲得するのは、プロトタイプクラスのチームだ。トヨタは、TGR SA(トヨタGAZOOレーシング サウスアフリカ)がハイラックス4WDがプロトタイプクラスへ参戦している。これに対抗するのが、2WDのバギーマシンで参戦するミニ JCW(ジョンクーパーワークス)バギーだ。昨年まで最強を誇っていたプジョーが撤退したため、今年の総合優勝争いはこの2チームのいずれかになる可能性が高い。レギュレーション上で有利なバギータイプと、市販車により近い4WDマシン。どちらが勝つか注目したい。

そして市販車クラスは、TLCが昨年に続き連覇を目指す。特に昨年初めて優勝した日本人ドライバー三浦昂の活躍に注目したい。日野チームスガワラはトラック部門のなかでも、排気量10L以下クラスへの参戦。このクラス10連覇がかかる今大会は、総合順位も上位を目指す。

ダカールでは四輪ばかりが主役ではない。オートバイや四輪バギーも参加している。モト部門(オートバイ)には日本からホンダがワークス参戦。今年こそ総合優勝獲得を目指し、KTM勢と一騎打ちをしている。クルマと違いオートバイは孤独との戦いとなる。過酷さはクルマ以上だ。ダカール・ラリーを見るなら、モト部門も要チェックだ。

 

Stage 01
Lima>Pisco
1月7日

初日は砂漠を含む84kmのSS(総走行距離331km)で争われ、TGR SAのハイラックス4WDを駆るN・アルアッティーヤが首位でフィニッシュ。昨年ウイナーのC・サインツ(ミニJCWバギー)が2位につけた。「とても難しいスタートになったが、ラスト10kmでカルロス(・サインツ)をパスすることができ、ハッピーだよ。ハイラックスは素晴らしく、タイヤもいい感じだ」とアルアッティーヤはステージフィニッシュ後にコメントしている。

©️Redbull ●ミニは昨年に続き2WDのバギーマシン「ミニ JCW バギー」を投入。4WDに比べタイヤを大径化できるメリットがあり、砂漠のステージで有利といわれている。WRC元王者で前年ウイナーのサインツが総合2位につける
©️Redbull ●総合3位にはミニの4WDマシン「ミニ JCWクロスオーバー」に乗る、J・プシュゴイスキーがつける

TLCは市販車クラスを1-2フィニッシュで幸先の良いスタート。三浦昂はクラス2位につけている。日野チームスガワラの2台も無事に初日を終え、菅原照仁がクラス19位、菅原義正がクラス28位でゴールしている。

モト部門は、ホンダのJ・バレダがトップタイム。3位にもホンダのブラベックが続いている。

翌ステージ2は、1月8日、SS距離342kmで争われる。