緊急自動通報システム「D-Call Net」を日産、マツダ、スバルも搭載

D-Call Net

車両のコネクティッド技術を活用した緊急自動通報システム「D-Call Net」を、日産、マツダ、スバルの3メーカーが新たに搭載することが2019年3月28日に発表された。

「D-Call Net」は一般的にAACN(Advanced Automatic Collision Notification)と呼ばれる、車両のコネクティッド技術を活用した緊急自動通報システムの1つ。交通事故発生時に車両のデータを国内の事故データ約280万件をベースとしたアルゴリズムに基づき、自動で分析。自暴重傷確率を推定して、このデータを全国約730カ所の全消防本部と全国で37道県、46機、54病院の協力病院(2019年3月現在)に通報、ドクターヘリやドクターカーの早期出動判断につなげ、交通事故での救命率向上を目指すもの。

今回の3自動車メーカーの参画により、緊急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)と、自動車メーカーのトヨタ、ホンダ、サービスプロバイダーであるHELPNET、ボッシュ、プレミア・エイドの既存6団体から9団体に拡大。今後は9団体によるオールジャパンでの救命率向上を推進していく。

D-Call Net

今回の発表資料によると、新たに参入するマツダは、2019年発売の新型車に車載型として対応するとしている。日産、スバルは未掲載。

トヨタとホンダの対応車種(現行モデル)は以下のとおり。

[レクサス]
LS、GS F、GS、ES、IS、CT、LC、RC F、RC、LX、RX、NX、UX
■形式:車載型
■搭載実績:15万2000台(2015年11月〜2019年2月)

[トヨタ]
センチュリー、クラウン、カローラ スポーツ、アルファード、ヴェルファイア、ランドクルーザー、ランドクルーザープラド
■形式:車載型
■搭載実績:37万6000台(2015年11月〜2019年2月)

[ホンダ]
NSX、クラリティ フューエル セル、クラリティPHEV、レジェンド、アコード、フィット、グレイス、シャトル、オデッセイ、ステップワゴン、フリード、ヴェゼル
■形式:携帯電話利用型
■搭載実績:28万2000台(2013年1月〜2019年2月)

 

補助資料
●「D-Call Net」の概要

 

●ドクターヘリ吉病院配信画面の例(訓練用)

 

●「D-Call Net」の導入で見込まれる効果

 

●協力病院