マツダがついに北米にディーゼルを! NOx吸蔵触媒と尿素SCRを採用

マツダは4月18日、ニューヨーク国際自動車ショーにおいて、北米向け「CX-5」のクリーンディーゼル搭載モデル(SKYACTIV-D 2.2)の受注を開始したと発表した。

●SKYACTIV-D 2.2 US ENGINE SCR

これは、北米でさらなる拡販をねらうマツダにとっての悲願。マツダは新世代のクリーンディーゼルエンジン、SKYACTIV-Dのコンセプトとして、低圧縮化などによるNOx低減により尿素SCRを使わずに世界中の規制に対応してきた。圧倒的なトルク感と低燃費、経済性でのメリットにより、ここ日本でも大人気であることはご存じのとおり。

だが、北米のNOx規制などへの対応が難しく、マツダはSKYACTIV-Dを北米に導入できずにいたのだ。そこで今回、北米仕様専用の燃焼制御や排出ガス浄化システム、具体的にはNOx吸蔵触媒と尿素SCRを採用することで北米の排出ガス規制をクリアした。このエンジンを搭載したCX-5は、マツダの乗用車として初めて北米で販売するクリーンディーゼルエンジン搭載モデルとなる。

これにより、マツダは北米市場において今後SKYACTIV-D 2.2搭載したモデルラインアップを増加させるかもしれない。燃費も走りもいいマツダ自慢のディーゼルエンジン旋風となるか。軽油の価格メリットがない北米において、どんな売れ行きを示すのか楽しみである。

〈文=編集部〉