UBER対策か?プリウスPHVが4→5人乗りに【ニューヨークショー2019】 

●プリウス プライム(日本名プリウスPHV)

北米トヨタは、4月17日に開幕したニューヨーク国際オートショーのプレスカンファレンスで新型ハイランダーと北米仕様のヤリスハッチバックをで大々的にお披露目した。が、同じショー会場のトヨタブースにはもう1台、初披露となる新型モデルが置かれていた。2020年型のプリウス プライム(日本名:プリウスPHV)だ。

●2020年モデルとして出展されたプリウスPHVの北米仕様。外観には手を加えていない模様だが……

新型といっても外観上の変更点が一切なく、一般的な年次改良レベルと思いきや。注目したい大きなポイントがあった。これまで4人乗りだった乗車定員が、リヤシートが 3人がけになり、5人乗りとなったのだ。プリウス プライムが発表された2016年当初は、クルマの性格とパッケージングのバランスにより「4人乗りが最適」と説明されていたのだが、今回バッテリー性能などの性能向上もあり5人乗りが実現したというのだ。

●2020年モデルのプリウスPHV(北米仕様)。後席が3人がけとなった

 

●プリウスPHVの登場時には後席は2人がけで、中央はドリンクホルダーや肘掛けが設定されていた

北米において、直接のライバルとなるシボレー ボルトも、初代の4人乗りから2016年モデルのフルモデルチェンジで5人乗りになっていることも遠からず影響したかとも思われるし、また、今日のアメリカにおける主戦場の1つ「UBER」に使用できる車種の条件が、4ドア(2ドアはNG)、最低5人乗りが条件ということもある。何より毎日の使い勝手を考えると、やはり4人乗りより5人乗りが圧倒的に便利で、販売面で有利だとの判断があったのではと思う。

〈文と写真=ケニー中嶋〉