ハンドルから手を離してもOK!? 自動運転に近づいた、BMW最新SUV「X7」登場!

●BMW X7とペーター・クロンシュナーブル社長。クロンシュナーブル社長は2019年7月からドイツ本国への異動が決定し、この日が最後の日本での発表会だった

 

歴代最大サイズのフラッグシップSUV

2019年6月24日、BMWからフルサイズSUVの「X7」が発表された。全長5165mm、全幅2000mmのサイズは、歴代BMWのなかで最大。最高級ラグジュアリーSUVらしい存在感と、BMWらしい走りのよさと乗りごこちを両立させている。価格は1079万円から。

BMWでは初となるフルサイズSUVでもあるX7は、堂々とした体躯に相応しいデザインでまとめられている。縦に長いフロントのキドニーグリルは、横長な最近のBMWモデルとは一線を画し、スポーティさではなくラグジュアリーさを強調。水平基調で仕立てられたエクステリアデザインも相まって、ひと目でプレミアムSUVとわかる佇まいだ。

●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス
●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス
●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス
●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス
●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス
●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス

3105mmのロングホイールベースがもたらす広大なインテリアでは、サードシートを備えることがトピック。基本は7人乗りだが、オプションで用意されるセパレートのセカンドシートを選べば、6人乗りにもできる。シートやドアパネルなどの仕立ては最上級SUVにふさわしく、ラグジュアリー感あふれる空間となっている。

●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス
●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス
●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンスのファーストシート
●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンスのセカンドシート
●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンスのサードシート

先進運転支援装備も、BMWの最新バージョンが与えられている。3シリーズにも搭載された、3眼カメラを使用する運転支援システムをさらにアップデートし、渋滞時の支援機能を向上させた。新たに搭載された「ハンズ・オフ・システム」は、高速道路の渋滞時に有効なシステムで、60km/h以下で走行する場面においてステアリングホイールから完全に手を離した追従運転を可能としている。最新装備としては「OK、BMW」から始める、AI搭載の会話型インフォテイメントシステム「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も、もちろん装備している。

●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス
●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス

グレード展開は大きく分けると、3リットル直6ディーゼルターボのxDrive 35dと、4.4リットルV8ターボを搭載するM50iの2種。前者には、さらに仕様違いで3種類用意されている。

●X7 xDrive35d デザイン・ピュア・エクセレンス

●価格とバリエーション(価格は、消費税率8%/10%の順)
M50i     1566万円/1595万円
xDrive 35d Mスポーツ     1242万円/1265万円
xDrive 35d デザイン ピュア エクセレンス  1206万円/1229万円
xDrive 35d     1079万円/1099万円

ライバルとして考えられるのは、価格帯と装備で言えば先日発表されたメルセデス・ベンツの新型GLEや、アウディ Q8、ボルボ XC90などだろうか。国産で言えばレクサス LXが当てはまってくる。だが、発表会場で試した限りどのモデルよりもX7のサードシートが一番スペースに余裕があるように思えた。同じ価格帯ならば、X7の優位性は高いかもしれない。

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