【発売延期】マツダ3、スカイアクティブX搭載車の発売が12月まで遅れる理由

日本仕様は「レギュラー対応」で開発していた

マツダは公式ホームページ内で、Mazda3(マツダ3)のSKYACTIV-X(スカイアクティブX)搭載グレードの発売が、これまでの「2019年10月発売予定」から「2019年12月中旬」に変更すると公表している。

●マツダ公式ホームページより抜粋

↓↓スカイアクティブX搭載のマツダ3の走りとは?↓↓

「お待ちいただいておられるお客様には大変申し訳なく深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんが、今しばらくお待ちいただきますよう、お願い申し上げます」とのことだ。

すでにドイツでの国際試乗会も終え、さあ次は日本だと思っていた矢先。スカイアクティブX搭載グレードの発売が遅れる理由をマツダ広報部に問い合わせてみた。その概要は下記のとおり。

欧州仕様は、ガソリンのオクタン価が95RON。日本でいえばプレミアム(ハイオク)仕様。一方、日本仕様はレギュラー仕様として開発が進められていた。レギュラー仕様だとパワーや燃費など、欧州仕様よりも多少ダウンするが、レギュラーのほうがガソリン価格は安いのだからユーザーメリットは大きいという判断からだ。

だが、国際試乗会での高評価を踏まえ、「欧州仕様と同じスペックで日本のお客様にもお届けしたほうがいいのではないか」という判断が下った。そう、日本仕様も、欧州と同じハイオク仕様に変更される。この調整期間を確保するため、10月の発売から約2カ月遅らせ、12月中旬発売と変更したのだった。

日本仕様もハイオク仕様となるが、現行ロードスターのようにハイオク”推奨”であり、レギュラーガソリンを入れて走らせてもクルマは動く。ただ、「パワーや燃費など多少ダウンします」とはマツダ広報部談。

確認できるだけで、2017年の時点から「レギュラー仕様」として開発されてきたスカイアクティブXの日本仕様。この急な方向転換は、あくまでもユーザーメリットを考えたうえでの話。夢のエンジンを世に送り出す、その生みの苦しみは想像に難くない。

〈文=編集部〉