新型タントの燃費を実走チェック! ライバル(Nボックス、スペーシア)といい勝負!?

国内でもっとも売れているクルマのカテゴリーが、軽自動車。なかでも全高が高く、室内空間にもゆとりのあるスーパーハイト系が人気だ。

このスーパーハイト系をけん引してきたタントがフルモデルチェンジを実施し、4代目へと進化。先代で助手席側のBピラーをなくし、あっと驚くミラクルオープンドアを採用。これを引き継ぎながら、各部をブラッシュアップ。使い勝手を大幅に高めた。

ダイハツの新たなクルマづくり「DNGA」の基本となる新世代プラットフォームを採用し、走りの質感を大幅に高めているという。さらにパワートレーンの進化も注目だ。従来型同様、660cc自然吸気もしくはターボエンジンを採用。これに新開発のCVTをドッキング。背高で重量のある車体を力強く軽快に走らせる。

今回、この新型タントと、ライバルとなるホンダ Nボックスとスズキ スペーシア、いずれもターボモデルを持ち出し、じっくり紹介&検証した。その模様は、driver公式YouTubeチャンネルにて動画で紹介しているのでチェックしてほしい。

 

 

 

 

約300km走って燃費性能をチェック!!

併せて、気になる燃費をdriver取材班が高速道路約200km、一般道約100kmの計約300kmを実走し、チェックした。

 

今回の実走燃費計測は、まず高速道路の燃費計測からだ。ルートはまず、編集部のある東京都中央区八丁堀をスタート。首都高速道路に乗り、常磐道→圏央道→関越道→北関東道を経由し、群馬県の太田藪塚ICまでの約200kmの走行。一般道はそこから太田市方面へ東へ向かい、国道50号→国道4号で東京へ向けて南下。最終的に埼玉県白岡市付近で約100kmに達した時点で計測を終了した。

 

計測日は気温が35℃を超える猛暑日であったため、燃費計測には不利な条件ではあったが、3車とも大きな差はなかった。特にスペーシアとタントは高速道、一般道での変化が少なかったことに注目したい。Nボックスは高速道路でタントよりもいい数値を記録するも、一般道での落ち幅も大きくなっている。これらを総合して判断すると、おおむねカタログ公表値のJC08モード燃費の順に沿った結果となった。

新型タントは先代に続き良品廉価を維持するため、特に燃費性能に注力することはなかったとのことだが、今回の走行結果を見るかぎりでは、期待以上の結果を見せているのではないだろうか。

 

<文=編集部 写真=山内潤也/編集部>