トヨタと手をとりEV投入! スズキのインド市場に死角なし?

2017年11月17日、トヨタとスズキは、協業で20年ごろにインド市場へEV(電気自動車)を投入することで合意したと発表した。スズキが市場へのEV投入を発表したのは今回が初めて。

●スズキ・モーター・グジャラート(SMG)社の「グジャラート工場」。17年1月から稼働した四輪車工場で、生産能力は25万台/年。生産車種は「バレーノ」

両社は同年2月に業務提携に向けた検討開始の覚書を締結。以降、これまでにスズキがインド市場向けに生産するEVへのトヨタの技術支援をはじめ、その車両のトヨタへの供給、充電設備の整備や販売網におけるサービス技術者の人材育成、また、使用済み電池の適切な処理体制の整備など、インド市場におけるEVの普及・定着のための協業の検討を行ってきた。

すでにスズキはインド・グジャラートの工場敷地内にリチウムイオン電池工場の建設を決定。リチウムイオン電池をはじめ、モーターやそのほかの主要部品をインドで調達し、国内でEVを生産することで「インド政府が掲げる『Make in India』をEVの分野においても実現する」としている。

●スズキのインド子会社「マルチ・スズキ」から17年5月に発売された「ディザイア」。インド国内のほか、周辺国、中近東、アフリカ、中南米へも輸出される戦略車