高速道路のトンネル走行中の事故・火災。避難を体験できるVR設備がオープン!

トンネル内での事故に備えよう

高速道路上の事故は、速度が高いぶん大きな事故になる場合が多い。特にトンネル内では、事故でクルマが炎上したときが一番被害が大きく、過去にも大惨事が多々起きている。いざ事故に遭遇した場合、冷静に対処し避難できるだろうか?

そんな不安を解消するため、2018年3月18日、首都高がトンネル内での避難を体験できる施設をオープンした。

2017年の3月に開通した「K7横浜北線(神奈川7号線)」。湾岸線の生麦ジャンクションと、第三京浜の港北ジャンクションを結ぶ約8.2kmの高速道路だが、そのうち7割に当たる約5.9kmがトンネル区間だ。トンネル内には250m毎に非常口が設けられていて、この非常口に普段あまり馴染みのない「すべり台」を設けた脱出経路が設定された。これは、トンネルの道路下に避難経路を確保した上下2層構造にしたためで、首都高では初めての採用。ちなみに、東京湾アクアラインでも採用されている方法だ。

●避難経路の模型。道路の下に避難経路が確保されている、2層構造がわかる

K7横浜北線が開通から1周年を迎え、今回首都高はこの特殊な脱出方法を体験できる設備を整えた。場所は大黒PA(パーキングエリア)。体験方法は、いま流行りのVR(バーチャルリアリティ)で、ヘッドセットを被り、トリガーを操作して、だれでも簡単に避難方法を学べる優れものだ。平常時はなかなか体験できない内容なだけあり、貴重な体験といえるだろう。

VR体験は、トンネル内を走行中に大規模な火災が発生した場合を想定。250m毎に設置されている避難用すべり台を探し、脱出するという内容だ。約3分間の避難体験だが、なかなかお目にかかる機会がないだけにその内容は非常に役に立つ。一度体験してみるのがオススメだ。

体験可能時間は、6月までは日曜日のみの9時30分〜13時までの間。7月以降は土日祝日に拡大して運営される。非常に短い時間だが、その貴重さゆえに新しいドライブスポットになるかもしれない!?