すばらしい乗り心地! 三菱 エクリプス クロス試乗

三菱伝統のアップライトなポジション

今月からデリバリーが開始されている、三菱の新型クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」。公道試乗会が静岡県御殿場市で開催されたので、さっそく参加してきた。今まで本誌でも試乗記を何本かお伝えしてきたが、それらはすべてクローズドコースでの試乗。普段使われる道路での試乗は、これが初めてだ。普段の速度域や路面では、どんな乗り味をもたらしてくれるのだろう?

参加した編集部のメンバーで早速乗り込み、箱根の山を上り始める。低めのダッシュボードにアップライトなドライビングポジション。SUVに乗っていることを嫌でも意識させられる視界のよさは、三菱SUVの伝統だ。エクリプス クロスも例には漏れず、このスタイルは健在だった。小柄な人でも運転がしやすそうだ。

一般道の制限速度内での第一印象は、驚いたことに全員一緒だった。「乗り心地がスゴくいい!」

路面のコツコツした細かな段差をうまく吸収し、大きめの段差もまったく不快感がない。同乗するメンバーからは「XV(スバル)やC-HR(トヨタ)よりも乗り心地イイんじゃない?」との声も。1.5Lターボのパワフルなトルクで、箱根の上り坂をものともせずグイグイ加速していく。季節外れの雪によって路面はウェットとドライが入り混じった状態だったが、S-AWCは終始安定した走りをもたらしてくれた。走りの質は国産コンパクトSUVのなかでもトップクラスといえるだろう。

ただ、ワインディングに差し掛かると後席からは不満も聞こえてきた。「シートが平ら過ぎて身体が固定されない。お尻が左右にすべって落ち着かないよ!」ドライバーズカーとしては合格だが、後席に座る人には気を使いそうだ。

その後席は、背もたれ上部のレバーを引くだけでリクライニングが可能。ラゲッジルーム拡大の際も、このレバーワンタッチで背もたれを倒すことができる。ボディのコンパクトさゆえ決して広くはない荷室だが、使い勝手はよさそうだ。

4月20日発売の本誌5月号では、ライバルとの比較とともに徹底分析。こちらもお見逃しなく!

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