上位陣が次々に脱落し大荒れの展開に WRC2018 Rd.06 ラリー・ポルトガル Day2

©️Redbull ●スタート順が2番手ということもあり出遅れていたヌービルだったが、SS7から首位をキープする

トヨタの2台は荒れた路面の餌食に

Vodafone Rally de Portugal 2018
SS2〜9

WRC第6戦ラリー・ポルトガルは、2日目を迎え本格的なラリーが始まった。この日は午前に3ステージ走り、午後にはこの3つのステージのリピートと、ポルトの市街地ショートステージを2回走る、合計8SSで争われる。

午前中に走る、3本のSS。なんと、トヨタのタナックとラトバラはここで姿を消してしまう。オープニングステージのSS2。前戦ポルトガルのウイナーのタナックは、左コーナーで大きな岩を同時に2つ拾ってしまう。直後にマシンを止めたが、冷却系が壊れてしまったエンジンはサービスに戻ったあとも息を吹き返すことがなかった。

SS3ではラトバラも岩をヒット。こちらはサービスでの修理ができ明日の出走はできそうだが、大きくポジションダウンすることとなった。

しかし、大きな岩がゴロゴロしている荒れた路面で、不運が起きたのはトヨタだけではなかった。WRカー勢すべてのチームが、次々とポルトガルのラフなグラベルに飲み込まれていく。午後のSS5では、なんとチャンピオンのオジェまでもがコースオフ。さらにはヒュンダイのミケルセンと、パッドンもリタイア。シトロエンのミークも度重なるパンクで大きく順位を落とした。

©️TGR ●唯一のトヨタ勢となってしまったラッピ。午後のループではセッティングが決まり始め速さを取り戻した

SS7までは毎ステージで首位が入れ替わる荒れた展開となったデイ1だったが、堅実に走った選手権2位のヌービル(ヒュンダイ)が首位で走りきり、フォードのエヴァンスがこれに続いている。トヨタ勢唯一の生き残りとなったラッピは、思うように走れないセッティングに苦しみながらも6位でこの日を終えている。

WRC2クラスでは、TGRの新井がSS6でセカンドベストをマークする快走を見せ、クラス8位。勝田はトラブルで遅れ同14位でデイ1を終えた。


SS9後 総合タイム
1.T・ヌービル(ヒュンダイ)   1h37m30.7s
2.E・エヴァンス(フォード)   +17.7s
3.T・スニネン(フォード)    +28.0s
4.D・ソルド(ヒュンダイ)    +34.3s
5.M・オストベルグ(シトロエン) +41.9s
6.E・ラッピ(トヨタ)      +45.8s

 

タナックとラトバラのリタイアシーン↓

オジェ、ミケルセン、パッドンとリタイアが続く↓