アロンソって超ゲーマー!? 一貴と可夢偉が語るアロンソの意外な一面

●参戦車両TS050をバックに、ドライバーの中嶋一貴(左)と小林可夢偉がガッツポーズ

もうすでに、チームに溶け込んでいるアロンソ

トヨタGAZOOレーシング(TGR)が、6月16〜17日に行われるWEC(世界耐久選手権)第2戦ル・マン24時間レース参戦直前のメディア説明会を行った。

昨年からさらに改良された参戦車両TS050の概要説明や、今年のル・マンの難しさなど、内容は盛りだくさんだったが、一番興味を引いたのはドライバー陣のトークショー。中嶋一貴と小林可夢偉が登壇して行われたトークショーでは、今年からTGRに加入した新メンバー、F1チャンピオンのフェルナンド・アロンソについての質問があがった。

●今年の参戦ドライバー。念願のル・マン制覇を目指す

中島は、「F1の時とはまるでイメージが違って、チームにもすぐに溶け込んでいました。F1みたいな個人戦ではなくWECはチーム戦ですから、彼のなかでも切り替わるんだと思います。とても気さくに話してくれますし、レース以外のプライベートなことも話しますね。今では頼りになるチームメイトです」と答えた。この時点で、意外な一面もあるのだと感心していたら、そのあとに同じ質問を振られた小林からもっとおもしろい発言が飛び出した。「彼、めちゃゲームうまいんです!」

●アロンソと同じクルマで戦う、中嶋一貴

小林の話によると、特にグランツーリスモとウイニングイレブンの腕前が、尋常ではないレベルらしい。「ブエミもグランツーリスモはかなりの腕前なんです。世界大会に出られるくらいの。でも、アロンソはケタ違い。そのブエミが秒殺でしたから。しかも、グランツーリスモはABSとか制御なしで普通にうまい。ボクらがやるとまともに走れないようなマシンをいとも簡単にあつかってるんです。もう、どこから来たんですか? ゲームを作っている人ですか? ってレベルですよ」

テストなどでもサーキットにゲームを持ち込んでいるらしく、ピット裏ではちょっとしたゲーム大会になっているらしい。「自分が走る時間ではないときは、ゲームでタイムアタックしてるんですよ。アロンソがタイムを出すと、次はブエミが更新して、走行を終えたアロンソがまたタイムを更新するみたいな。(控えドライバーの)デビッドソンも混じって、みんなで楽しんでますよ。ちなみに、コントローラーはハンドルのではなく、普通のプレステのです」

●真面目な顔しておもしろい裏話を話してくれた、小林可夢偉

話を聞く限り、もうすっかりチームに溶け込んでいるアロンソ。今年はレギュレーションが変わり、トヨタのハイブリッドとそのほかのハイブリッド非搭載車との性能調整で、なかなか簡単に勝てるわけでもないようだ。ただ、ドライバー同士がこれだけ意気投合していれば問題もなさそうに見える。あとはファンがしっかりと応援すれば、念願のル・マン制覇も夢ではないだろう。

TGRでは、ル・マンの特別サイトも開設。レース当日は、サイト内で6回、ダイジェスト動画を配信する予定だ。そのほか、東京・お台場のメガウェブではパブリックビューイングも行われる。

TGRル・マン特設サイト

メガウェブ公式サイト