接戦を制し、トヨタのタナックが首位キープ WRC2018 Rd.08 ラリー・フィンランド Day1,2

©️TGR ●デイ2を終え首位をキープしたトヨタのタナック

WRC2018 Rd.08 ラリー・フィンランド
Rd.08 68th Neste Rally Finland 2018
Day1,2 SS1〜11

シーズン屈指の高速グラベルラリー

1ヶ月半のインターバルを経て、2018年の後半は超高速グラベルのフィンランドで幕を開けた。このラリーは、森林のなかを駆け抜ける起伏のあるステージで構成され、ジャンプスポットが多い。加えて200km/h以上で走る場所もあるほど平均スピードも速い。一瞬のミスが命取りになる、難易度の高いラリーだ。

ラリー前に各チームはテストを行い、準備万端。シトロエンは、フロントのサスペンションジオメトリーを変更するほどの大きな改良をし臨んできた。地元の北欧勢が有利と言われるフィンランドでは、誰に勝利の女神が微笑むのか?

木曜日の市街地ショートステージ1本を行い、金曜日のSS2から本格的にラリーが始まる。まずトップタイムを奪ったのは、トヨタのタナック。北欧出身ではないが、ほど近いエストニア出身のタナックには毎年大応援団が押し寄せる。その声援を背に、見事な走りを見せた。セカンドベストは改良がうまくいったのかシトロエンのオストベルグが続く。そして、この日はこの2人がラリーの主役となった。

午前の4ステージは、SS4で一度オストベルグが首位に立つが、SS5でタナックがまたベストタイムで応酬。1.1秒差でタナックが首位をキープする。

午後のループでは一進一退の攻防が続き、SS7では同タイムのベストをマークするほどに接近戦を演じる。しかし、SS9でタナックがオストベルグを逆転したあとは、首位をキープ。5.8秒差でデイ2を終えた。

3位には地元フィンランド人同士で争っていたトヨタのラトバラが23.1秒差で続く。朝からラトバラと争っていたフォードのスニネンは、後半で失速し5位でフィニッシュしている。


SS11後 総合タイム
1.O・タナック(トヨタ)     +1h04m14.9s
2.M・オストベルグ(シトロエン) +5.8s
3.J・ラトバラ(トヨタ)     +23.1s
4.H・パッドン(ヒュンダイ)   +36.4s
5.T・スニネン(フォード)    +46.1s
6.S・オジェ(フォード)     +58.9s