オールマイティな性能が自慢! コンチネンタルの冬タイヤは一味違う

●新型冬用タイヤ「バイキングコンタクト7」とプレゼンテーションを担当した技術・製品担当部長の高橋徹雄氏

もう冬の話? ですが、コンチの冬タイヤはスゴいみたい

コンチネンタルタイヤ ジャパンから、2018年7月24日に早くも発表された今シーズンの新スタッドレスタイヤ「バイキング コンタクト7(CVC7)」。9月の発売を前に、7月31日に報道向けに開かれた商品説明会で判明した、CVC7のスゴさを紹介したい。

まず、CVC7の狙いは、実体験に基づいたウインターシーズンの使いやすさに重点が置かれていること。冬の間、本当に特殊な環境でなければ、道路はアイス、スノー、シャーベット、ウエット、そしてドライなど、路面状況がめまぐるしく変化する。CVC7はこれらのどの路面でも、不安なく走行できることをターゲットにした。いわゆる、冬のオールマイティタイヤだ。この考えこそ、アイスでの性能を追求している国産メーカーとの大きな違いだ。

昨年のモデルから大きく変わったのは、トレッドパターンが左右対称になり回転方向の指定が入ったこと。これは排水性能を突き詰めた結果だ。タイヤに付着した雪が、溝を通り一気に排水できる新トレッドパターンを採用した。トレッド面の中央からタイヤサイドまで1本で繋がったV字に走る太い溝がその役目を担う。排水性能が良いことは、スノーだけでなく、シャーベットやウエットの路面にも効果的。冬でも雨の日の性能をおろそかにしない、コンチネンタルの思想が生きている。

●写真奥から手前に伸びる溝が排水のメイン溝。シャーベットやウエット路面で有効な構造だ

トレッドパターンだけでなく、コンパウンド自体にも改良が施されている。アクティブ・グリップ・シリカと呼ばれる素材をコンパウンドに配合。氷点の低い菜種オイルも配合されたコンパウンドは、硬くなりにくくあらゆる状況下で安定したグリップ力をもたらす。

ウエットやシャーベット、スノーとは相反する、アイス路面でのグリップ力。そこもCVC7はもちろんカバーしてくれる。タイヤのトレッド面の両端部分、サイドウオールに1番近い部分がその役目を担う。よく見るとサイプの刻まれたブロックの前後に、エッジが立っているのがわかる。「エフェクティブ・アイスエッジ」と呼ばれるこの部分がアイス路面での引っ掛かりを生み出している。

●ブロックの左右両端にちょっと立っている細い出っ張りが「エフェクティブ・アイスエッジ」。このエッジが氷を引っ掻く

だが、これらの性能よりも説明会場で盛んに聞こえてきたのが、「安定感の高さ」。会場に来ていた開発陣からは「乗り比べてみれば、すぐにわかるくらい違う」という声もあったほどの安定感とは?

国産メーカーはアイス路面での性能を追求するあまり、コンパウンドが柔らかいものが多い。トレッド面のブロックを1つ指でつまんでみても、CVC7は硬めに感じる。しかしこの柔らかさは、もろ刃の剣のように走行性能の安定感をなくしている。スタッドレスタイヤは、サマータイヤに比べれば剛性感がなく、グニュっとねじれる感じがある。CVC7はその剛性感を保っているのだ。これは、昨今の電子デバイス満載の制御とも相性がよく、急な操作にも反応してくれる頼もしさに繋がる。

●溝やサイプのところどころに、剛性感を高めるつなぎ部分がある。これがあるとないとでは、まったくの別物になるらしい

「クルマのことを知っている人、クルマにこだわっている人ならCVC7の良さは必ずわかってくれるはずです」と、開発陣も太鼓判のCVC7。北海道でも東北でも北陸でも、日本全国どこでも安定感のある走りを望みたいユーザーにとっては、頼もしい1本が出てきたようだ。

●タイヤとは関係ないが、コンチネンタルはアディダスと契約をしており、シューズのソールを作っている。こちらはマラソン用のシューズ。コンチネンタルの開発したパターンは、あらゆる路面で走りやすく、そしてすべりにくく作られている

コンチネンタルタイヤ オフィシャルサイト

 

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