地味だけどスゴい!? マツダのファミリアバンがプロボックス/サクシードベースに変更

マツダは、小型商用2ボックスバンの「ファミリアバン」を新発売しました!
といっても、これまでもファミリアバンは日産のOEM車。ベースはNV150 AD(2016年末にAD/ADエキスパートから車名変更)でした。
そして今回の新型からは、トヨタのプロボックス/サクシードがベースになったのです。まさにフルモデルチェンジ。
とはいえ、魂動デザインや、スカイアクティブ技術は、当然ありません。

新型ファミリアバン

 

従来型のファミリアバン(日産NV150ADがベース)

すでにトヨタとマツダは資本提携関係にあり、北米ではマツダ デミオのセダン仕様を、トヨタ ヤリスiAとして販売しています。さらに海外での工場建設や、将来の電動化、コネクティッド分野でも協業予定。
日本での、ユーザーに直接関係のある協業は、このファミリアバンのOEMが初といえるでしょう。

マツダ デミオセダンをベースとしたTOYOTA YARIS iA

 

新型ファミリアバンは、「プリクラッシュセーフティシステム」、「レーンディパーチャーアラート(車線逸脱警報)」、「オートマチックハイビーム」などの安全技術を全車に標準装備。
経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の「サポカー」に該当。

FF車は、アイドリングストップ機能を備え、19.6km/Lの燃費を実現しました。
エコカー減税による減免対象となっています。

さらに、最適なドライビングポジションをサポートするフロントシート、多彩かつ機能的な収納スペース、荷物の積み降ろしが容易な荷室など、日常の使い勝手に配慮した機能・装備を搭載しています。

インパネまわりも質実剛健。小物入れも充実

 

〜具体的な特徴は以下のとおり〜

「室内空間・荷室は、日常の使い勝手に配慮」
・運転席と助手席のシート構造を最適化、長距離での体への負担を軽減
・乗降性と良好な視界確保のため、ヒップポイントの高さを最適化。シートリフターも装備
・A4サイズのノートPCなどが置けるインパネテーブルをはじめ、多彩な収納スペースを設定
・低床設計のフロア、ホイールの張り出しを抑えた内装トリム、雨天時の積荷作業やドアの開閉のしやすさに配慮したリヤゲートのデザインなどにより、効率のよい積載性を実現。
・2人乗車時には1810mmの荷室長を実現。A4コピー用紙箱89個分、最大400㎏(FF車)の積載が可能

「優れた燃費・環境性能」
・1.5リッター・ガソリンエンジンとCVTの組み合わせ。
・FF車は旧型車の17.4km/Lから19.6km/Lに、4WD車は旧型車の13.0km/Lから15.8km/Lに燃費向上(ともにJC08モード)
・FF車にはアイドリングストップ機能を設定し、エコカー減税対象車に該当。車両購入時における取得税が80%、重量税が75%減税

 

「安心・安全な運転をサポートする、充実した安全装備」
「衝突回避支援パッケージ」として、衝突被害軽減ブレーキ「プリクラッシュセーフティシステム(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)」、「レーンディパーチャーアラート(車線逸脱警報)」、ヘッドライト点灯時にハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」を全車に標準装備

 

「ボディカラー」
・ホワイト、シルバーマイカメタリックの全2色の設定

 

 

プロボックスとNV150ADを比較すると……

プロボックスの燃費はアイドリングストップ付きの数値です。
荷室のサイズは一長一短、最大積載量は若干日産リード。
ちなみに日産の4WDは1.6リッターなので、税金はプロボックスのほうが安くなるでしょう。

 

これで、プレマシー(ラフェスタ)もすでにないので、日産とマツダのOEM車はなくなってしまいました。
現在マツダは、軽自動車はスズキ、トラックはいすゞとタッグを組んでいます。
両車とも、トヨタと手を組んでいる会社。
今後も、マツダとトヨタ系との連携は増えていくのでしょう。

 

グレード&価格(全車:直4DOHC・1500cc・CVT)

FF車(19.6km/L)
GX……170万2080円
VE……166万4280円
DX……159万3000円

 

4WD車(15.8km/L)
GX……187万2720円
VE……183万4920円
DX……177万7680円