
開幕前なのに緊張してないの?
2019年シーズンがまもなくスタートするFIA F1(フォーミュラ・ワン)世界選手権。3月15日には、オーストラリアのアルバートパーク サーキットで開幕戦のセッションが開始する。
日本のファンにとって今シーズンの注目は、なんと言ってもアストンマーティン レッドブル レーシング(以下レッドブル)だろう。今年からPU(パワーユニット)を、ルノーからホンダへスイッチ。レッドブル トロロッソ ホンダ(以下トロロッソ)も含めて、レッドブルグループの4台がホンダ軍団となる。
そのホンダ軍団が、開幕1週間前の3月9日に日本へやってきた。開幕戦のオーストラリアに行く途中に立ち寄った形だが、ホンダ主催のキックオフイベントと、レッドブルによるデモランが予定されていたからだ。

キックオフイベントは、ホンダのウエルカムプラザ青山でトークショーという形で行われた。

のチームメンバー
ホンダからは山本雅史モータースポーツ部長と田辺豊治F1テクニカルディレクターが参加。レッドブルからはモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコ博士のほか、クリスチャン・ホーナー監督と、レギュラードライバーのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリー。トロロッソからはフランツ・トスト監督と、同じくダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンの両ドライバーが参加した。


事前のバルセロナテストでの話が中心とはなったが、みな話しているときが笑顔で、余裕の表情だったことは印象的だった。開幕前のピリピリした緊張感など、微塵も感じられない。レッドブルのホーナー監督は、「レッドブルが、今だかつてないほどの新時代を迎えている。ホンダとのテストは、開発が驚くほどシームレスということもあって、スムーズに行われた。開幕戦が楽しみだ」と笑顔でコメントしている。


