【実走燃費】ロッキー&ライズ、FFと4WDでどのぐらい違う?

今話題のダイハツ ロッキー&トヨタ ライズ。ダイハツが開発・生産を担い、トヨタへOEM供給されるコンパクトSUVだ。ロッキーとライズの違いはデザイン。パワートレーンは共通で、1Lターボ(98馬力/14.3kgm)に新開発のD-CVTを組み合わせ、駆動方式はFFと4WDを用意する。

今回は、ロッキーの4WDとライズのFF、いずれも17インチタイヤ装着グレードを同時に走らせ、車載の燃費計で実走燃費を計測。駆動方式によって、実走燃費にどのぐらいの差があるかを知るためだ。まず、2台のカタログ燃費を確認しておこう。

■ロッキー G(4WD・7速CVT)
・WLTCモード燃費:17.4km/L
(市街地モード:13.3km/L、郊外モード:18.8km/L、高速道路モード:19.0km/L)
・車両重量:1050kg

■ライズ Z(FF・7速CVT)
・WLTCモード燃費:20.1km/L
(市街地モード:14.4km/L、郊外モード:20.2km/L、高速道路モード:20.1km/L)
・車両重量:980kg

FFよりも4WDは70kg重い。WLTCモードでも燃費はかなり差がある。4WDはやはり燃費は厳しいか…と思って臨んだ実走燃費テストだったが大健闘。ほぼ差がない結果となったのだ。

■実走燃費
4WD(ロッキー):高速道路19.8km/L 一般道14.7km/L
FF(ライズ):高速道路20.0km/L 一般道15.0km/L

※2人乗車で同時に走らせてテスト。一般道は東京から山中湖までの125km、一部渋滞区間あり。高速道路は、できるだけ100km/hをキープして113kmを走行した。エアコンは25℃のオート設定

1Lターボのため燃費はあまり期待していなかったが、意外にいい数値を記録できた。特に一般道は都内の渋滞を含んでいることを考えると、15km/Lはいい結果だ。高速道路も燃費が伸び、FFは20km/L台にのせたのは立派。ターボでも燃費が悪化しなかったのは、DNGAによる軽量ボディのおかげだろう。4WDは1トンを超えてしまうとはいえ、FFと大差ない燃費を記録。乗り心地面ではFFよりも4WDのほうが上であり、もちろん4WDによる走破性も魅力。これなら「4WDは燃費が悪いから…」と我慢を強いられず、積極的に4WDを選びたくなる。FFと4WDの価格差は、約22万円だ。

〈文=driver@web編集部〉