謎の美女「あいみ」が教えるMT車の乗り方【基本のキ】

絶滅危惧種となりつつあるMT(マニュアルトランスミッション)車。でも、乗ったことがある人なら知っているはずです、その楽しさを。消してなるものか、”マニュアル”の火を!

というわけで、突然ではあるが「MT車の乗り方講座」を開設します。
この講座、どんな人にオススメかといえば、

1)MT免許を持ってはいる。でも怖くて乗っていない
2)AT限定免許。MTの楽しさがわからない

以上の方々。ここまで読んでいる人は、すでにMT車に興味がある人?
いや、「美女」につられてついクリックしてしまった人が大半か。

そう、気になる「美女」を紹介します。今回、MT車の乗り方講座の講師にお招きした「美女」の名は、「あいみ」さん。ただの美女ではない。謎多き人である。彼女のTwitter(@aimi_feti)を覗いてみると、説明欄にはこう記載がありました。

プロフィール非公開。事務所無所属。セルフプロデュース。グラビア。被写体。パフォーマー。 大型二種・大型二輪免許。ダイビングライセンス所持。MT車乗り。面白いと思ったことはなんでもやります。

バイクも乗る、クルマも…しかもMT車乗り。話を聞けば、どうやら自動車教習所でも働いた経験があるらしい。さらに彼女のTwitter(@aimi_feti)には、MT車を軽やかに運転している動画が。これがまたウマイのだ!

というわけで彼女なら、MT車に乗る楽しさを広めてくれるかもしれないという大義名分のもと、招聘したわけです。あ、編集担当者がMTの運転が苦手で、美女にMTの乗り方を教わるなんてこれまた役得…という裏テーマはひた隠しながら。早速MT講座、スタートです!

 

Q:坂道発進が苦手なんですが、どうすればいいですか?

MTの運転が苦手な人、おそらくこれが一番嫌いなんじゃないか。後ろにずり落ちたらどうしよう…ああエンストしちゃったらどうしよう…。やることが多くてパニックになってしまうその気持ち、よくわかります。でも、じつは坂道発進って単純なのだ、確実に操作すれば。

1)坂道で止まったら、まずギヤをロー(1速)に入れ、ハンドブレーキを確実に引く
→ギヤの入れ間違いにはご注意を。後方の安全確認もお忘れなく!

2)左手はハンドブレーキ、右手はステアリングにありますよね?
→ハンドブレーキを軽く握って、解除できるよう準備しておく

3)いよいよアクセルペダルを踏み、半クラッチにする
→ここを冷静に。フットブレーキから足を離しても、ハンドブレーキのおかけでずり落ちたりしませんから!

4)アクセルをさらにジワリ踏み、クラッチを繋いでいく
→まさに平地で発進するときと同じ気持ちで

5)すると…クルマは前に出ようとする。
→前に出ようとするけど、ハンドブレーキを引いているので「グググ」と引きずっている感じになっていますよね?

6)ゆっくりハンドブレーキを解除してやる
→あ、クルマがゆっくり前に出ましたね!

どうしてもパニックになる人もいますが、坂道の場合は平地での発進にプラスして、ずり落ちないようにハンドブレーキを使ってやればいいだけなんです。急いで操作する必要なんてありません。失敗してエンストしても、すぐにブレーキペダルを踏めばクルマは止まりますから焦らず。確実に操作することを心がければすぐにうまくなります!

アクセルペダルの踏み具合などは、坂道の傾き具合やクルマの特性にもよりますが、基本的にそんなに強くあおらなくてもOK。「あれ、エンストしちゃうぞ?」と思ったら、ギヤの入れ間違いなどを疑ってみること。3速などに入れ間違っていると、さすがに発進できずエンストしちゃいますから。

電動パーキング+マニュアルって楽チン

そして!最近のMT車でも電動パーキングブレーキが標準になっているモデルがありまして。今回お借りしているマツダCX-5なんかもその1台。

オートホールドモード付きですし、坂道でも勝手にハンドブレーキを操作してくれて安心。そもそもずり落ちる心配がないわけです。

 

Q:滑らかにシフトチェンジできません…

隣に人を乗せていて、ギヤチェンジがギクシャクしていたら確かにちょっと恥ずかしい。シフトチェンジは素早く、カッコよく!

いや、それ違うんですよ。素早さよりも、スムーズで的確に。そのほうが、同乗者に不快な印象を与えないし、安全運転にも繋がります。

マニュアルでも、オートマよりも滑らかに運転したいもの。そのためには、素早さよりも丁寧さが必要なのだ。

1)ちゃんとしたドライピングポジションに合わせる
→アクセル/ブレーキ/クラッチペダルをちゃんと操作できる位置にシート位置を合わせよう。ステアリングもチルト&テレスコピック機構をちゃんと活用して!

2)今自分が何速に入れているのか、ちゃんと意識する
→低いギヤならクラッチはゆっくり繋ぐ、高いギヤならクラッチはパッと繋ぐ…など、ギクシャクしない運転のために必要なことなのだ

3)力任せに変速しない
→ちゃんと回転を高めてあげれば、スコスコ入ります。クルマの特性もあるから、ゆっくり操作してそのクルマのことを知ってあげよう。ここがMTの楽しさでもあるから!

そうなんです。MT車の楽しさって、両手両足でクルマを操作しなければならないから、余計にクルマのことを知ろうとしちゃうことですよね。「このクルマのシフトって、ちょっと入りづらくてクセがあるな…」とか。どうやったらうまくシフトチェンジできるかなとか、つねに頭を使っているので眠くもならない。いやあ、運転って楽しいですよね。

マニュアルを運転して恍惚としている美女…昭和のオッサンにはたまらない光景です(笑)。

「ドライブ行こうよ!」なんて誘われたらどうしよう。あ、ただの妄想です。

なぜあいみさんはクルマが好きになったんだろう…。あいみさんって何者なんだ?

え、知りたいのはそっちですか?笑

MT講座の前編はここで終わり。

彼女をもっと知りたい人は、ぜひ画像ギャラリーまでご覧ください!

〈まとめ=driver@web編集部 写真=ダン・アオキ ヘアメイク=長谷川さほ〉