サーキットを制した空力デザインをストリート仕様に昇華。DAMDのWRX S4/STIボディキットに注目

スーパー耐久7連覇を達成したTOWAINTEC Racing Team。その激闘を空力の分野でサポートし続けているのが、ダムドのボディキットだ。ストリート仕様も、サーキットのノウハウを全身にまとう本格派だ。


東京オートサロンの出展車のなかから、来場者アンケートで選ばれる「東京国際カスタムカーコンテスト」で幾度もグランプリに輝き、カスタム大国アメリカで高い評価を得ている、エアロパーツブランドのダムド。

同社がさらなるステップアップの舞台として選んだのがスーパー耐久レースのST-2クラス。改造範囲が厳しく制限され、エアロも市販品をベースにすることがレギュレーションで定められている。ゆえに、エアロにはデザイン性だけでなく空力、冷却、耐久性などが求められる。

ダムドは2011年からGR型のインプレッサWRX STIで参戦。スバルのスペシャリストであり、S耐やニュル24時間レースでのノウハウ豊富な名門、プローバの知見を得ながら、「勝つためのエアロ」を開発している。

歴代のWRX STIがラリーやニュルなど「究極のテストコース」で性能を磨いたように、ダムドのエアロもS耐で鍛えられ、13年に念願のシリーズ優勝を飾って以来、マシンが現行のVAB型に変更された15年以降も勝利を重ねて、前人未到の7連覇という偉業を成し遂げた。

S耐マシンが装着する高機能なエアロを基に、ストリート向けに細部をアレンジしたボディキットとして、GV(インプWRX STI 4ドア)用とGR(同5ドア)、現行WRX S4/STI用をラインアップする。

風を切り裂くようなエッジの効いたフォルムで目を引くのがフロントバンパー。バンパーサイドまで貫くフロントウイングが唯一無二の存在感を与え、専用アンダースポイラーの装着でダウンフォースが増大する。

長丁場の耐久レースを制するのに欠かせないのが熱対策。エンジンの熱をスムーズに排出し、大パワー&トルクを受け止めるブレーキを冷やす。フロントドア側に大きく開口したクーリングダクトが印象的な、フロントエアロオーバーフェンダーだ。

出幅は純正比片側プラス8mm、重量はマイナス1kg。見た目の迫力もさることながら、ワイドトレッド化でコーナリング性能を向上させる狙いがある。

エアロの使命である空気の整流は、サイドスカートエクステンションと、エア溜まりを低減するリヤバンパー&エクステンションが担い、シンプルなデザインのレーシングリアウイングでリヤのダウンフォースを稼ぐ。

S耐を制するべく、性能を磨いた実戦主義のボディキット。ストリートではその「機能美」が輝きを放つ。

 

〈文=湯目由明〉

●ボディキットをコンプリートで装着すると、愛車を「S耐マシン」ルックに仕立てられる。各パートに軽量化を追求したカーボン製を用意するのが、レース仕様のエアロらしい。純正ドア比マイナス21kgのライト・ウエイト・ドアも設定(公道使用不可)

 


[GV型でもレースをサポート! ストリート用も設定]

●S耐7連覇への道筋は先代GR/GV型が築いた。プローバの知見をフィードバックした秀作だ

 


[価格]
・フロントバンパー
 未塗装品素地:9万7900円
 カーボン×未塗装品素地:13万900円

・フロントアンダースポイラー
 未塗装品素地:4万1800円
 カーボン(クリア塗装品):7万4800円

・フロントエアロオーバーフェンダー
 未塗装品素地:8万8000円

・サイドスカートエクステンション
 未塗装品素地:4万6200円
 カーボン(クリア塗装品):8万2500円

・リアバンパー&エクステンション
 未塗装品素地:13万2000円
 カーボン(クリア塗装品):15万4000円

・レーシングリアウィング
 未塗装品素地:7万4800円
 カーボン(クリア塗装品):10万7800円

・ボディキット コンプリート
 未塗装品素地:35万3430円

・ボディキット カーボンエディション
 未塗装品素地:46万5300円


■問い合わせ先
ダムド
046-271-5599
https://www.damd.co.jp