360度カメラをINNOでルーフに装着。手軽に3D空間データを収集可能な試作機【CES 2020】

カーメイトはパイオニアスマートセンシングイノベーションズ(以下PSSI)が開発する「3D空間データー収集LiDAR kit」に、360度カメラ「ダクション360S」とルーフキャリア「INNO(イノー)」を提供。この試作モデルは、1月7日から開催のCES 2020のパイオニアブースに出展した。

■「3D空間データ収集LiDAR kit」とは?

「LiDAR kit」試作モデルは、PSSI製「3D-LiDARセンサー」とカーメイトの360度カメラ「ダクション360S」、GNSS(全球測位衛星システム)を一体にしたハードウェアと、物体認識や位置推定、差分抽出を行うソフトウェアアルゴリズムをセットにしたトータルソリューション。乗用車や業務車両などのうえにカーメイト製ルーフキャリア”LiDAR kit”を付け、複雑な調整を行うことなく周辺物体の位置や距離、形などを正確に検知。3D空間データとして収集することが可能だ。

周辺環境や路面標示、道路の凹凸などの情報まで含む3D空間データは、地図更新などへ活用できるほか、3D空間データからマーケティング用データを作成するなど地図以外の用途にも活用できる。

■カーメイトからの提供製品(CES 2020カーメイトブースに展示)

・カメラ:「ダクション360S」(左)
360度レンズを2つ搭載した全天球ドライブレコーダー。電源供給をバッテリーに変えれば、360度のアクションカメラとしても使用可能

・ルーフ取り付け:「ダクション360S専用ルーフキュアリア用アタッチメント」(右)
車両上からダクション360Sで周囲の景色を360度まるごと撮影する専用ルーフキャリアアタッチメント

■出展概要

・名称:CES2020 https://www.ces.tech/
・会期:2020年1月7日(火)~10日(金)
・開催地:米国ネバダ州ラスベガス市
・場所:Las Vegas Convention Center (LVCC)
    パイオニアブースNo: 北ホール 3902番
    カーメイトブースNo: 北ホール 5903番

■開発企業に関して

パイオニアスマートセンシングイノベーションズ株式会社

パイオニアの自動運転関連事業を承継する新会社として、2019年10月1日に設立。同社は、高性能で小型かつ低コストなMEMSミラースキャン方式の3D-LiDAR センサーの開発を進め、2020年には本格的な量産を実施。同時に、3D-LiDARセンサーを活用した高精度な「物体認識アルゴリズム」および「自車位置推定アルゴリズム」「周辺環境情報の差分抽出アルゴリズム」の開発も行っている。
URL:http://autonomousdriving.pioneer/ja/

◇株式会社カーメイト
1966年法人設立。「CREATE -創造ー」を企業理念とし、ルーフキャリア・チャイルドシート・ドライブレコーダー・カーアクセサリー・消臭芳香剤・スノーボード関連用品など様々な製品を企画製造販売するメーカー。2010年から自社でのアプリ開発を開始。2017年にはアプリとカメラを融合させた360度ドライブレコーダーを業界で初めて市販している。
URL:https://www.carmate.co.jp/

〈文=driver@web編集部〉