2019/11/28 Q&A

高速道路は「インター」、首都高は「ランプ」・・・この違いって何?

「じつは今でいうジャンクションのことを、昔はインターチェンジと呼んでいたのです」と回答してくれたのは、首都高の広報部。このことが、首都高の出入口をインターと呼ばないことにも関係しているようだ。「首都高では、平成7年に呼び方を変えています。それまでランプと呼んでいた出入口は、単純に『出入口」へ。同じようにインターチェンジは、ほかの高速道路に合わせるかたちで『ジャンクション」となりました。なんと、ランプという呼び方はすでに存在していなかったのだ。そもそもランプとは、英語でスロープなどで斜めに上がるという意味を持つ。対してインターチェンジとは道路が交差するという意味。高速道路の入り口としての使われ方は、むしろ首都高流のランプのほうが正しかったのだ。ほかの高速道路から入ってくるクルマが多い首都高だからこそ、まわりと合わせなければならない複雑な事情があっての呼び方変更だったようだ。〈文=編集部〉

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