アイドリングストップの表示は、なぜ「I」じゃなくて「A」なの?

あらためてメーター内に表示される警告灯などの図形を見ると、「なんで?」と疑問に思うものがある。例えば最近では珍しくなくなったアイドリングストップの表示がそれだ。アイドリングのアルファベットの表記は「IDLING」だから、頭文字を表示するなら「I」となるはず。しかしそのほとんどが「A」と表示されているうえ、文字が矢印で丸く囲まれている。なぜだろうか?

これは、アイドリングストップという”機能”の表示と解釈すれば理解できる。正確には、アイドリングのオート(オートマチック:AUTOMATIC)ストップ&スタートシステムとなり、だから「A」の表示となるわけ。

ちなみに、丸い矢印はエンジンの回転を示す。この機構が登場した1970年代当時は、「オートストップ&スタートシステム」と呼ばれることが多かった。過去には、燃費向上と環境のため「アイドリングストップ運動」が呼びかけられ、最近は同機能を採用するクルマの多くがそう呼ぶようになった。

また、メーター内の表示はISO(国際規格)で定められており、輸入車なども同じ表示となっている。

〈文=編集部〉