純正ナビは、なぜ運転中に操作できないの?

2019年12月1日より、「ながら運転」に対する罰則が厳罰化された。これは、最近問題になっている「スマホ操作」にかぎらず、さまざまな「ながら運転」に適用されるもの。純正ナビを注視していても、じつは取り締まりの対象になるのだ。

でもそもそも、純正ナビなどは運転中に操作できない。なぜなのか? それは、メーカーが製造者の責任として、安全運転に支障を来す可能性がある「走行中に画面を注視しての操作」をできないようにしているからだ(これは市販ナビも同じ)。道路交通法の運転者の遵守事項(第71条5の5項)に、「車両に取り付けられた画像表示装置に表示された画像を注視しないこと」と定められていることに基づく。

出発前にルートを設定しておけば、ルート案内表示と音声で走行ルートが案内されるので画面はチラ見で済む。走行中に行き先を変えたい場合は画面を”注視”して操作する必要があるが、基本的に運転手が操作してはいけないのだ。

そう、運転手は操作してはいけない。でも「助手席に座る同乗者が操作するのは問題ないよね」ということでテレビ・ナビキットやテレビ・ナビキャンセラーといった解除装置が販売されているわけだ。

追従クルーズコントロールや運転支援システムなどが発展したから・・・なんて甘い考えはご法度。運転中の注意散漫は甚大な事故につながってしまうことを、改めて肝に銘じて運転したいものだ。

〈文=編集部〉